アンクル財団について

アンクル財団の「アンクル」とは子供達の未来のために、親戚のおじさん(=アンクル)のような距離感で、おせっかいな大人を増やしていこうというコンセプトから来ています。

このコンセプトのもと、社会貢献意識が高いだけでなく、人格も優れ、行動力のある方々が集まり、「おせっかい」を通して子供達に関する社会課題解決を目標とした中間支援をする財団となりました。


アンクル財団設立にいたったストーリー

私自身、長野に住む妹のこども(おいっこ)が家庭環境の悪化から児童養護施設に入ったことを期に、仕事が忙しく東京と長野で距離は離れていましたが、本気で関わり続けたことによって、甥っ子が中学校に復学ができ、そこから高校進学もでき、高校では学級委員長、卒業後はオーストラリアで仕事につくといった輝く人生を歩めるようになりました。

このことを通して、一人の大人がおせっかいに状況環境を超えて本気で関わることにより、一人の子供の可能性を守り、輝かせることを体験しました。

そしてこのことは私だけではなく「誰にでも出来る」ということを確信しました。

この想いを塩谷理事をはじめ今の理事メンバーに話したことをきっかけに、おせっかいの力を具現化し、持続可能にしていこうということが財団スタートのきっかけになりました。


代表メッセージ

おせっかいというとマイナスに捉えられることもあると思いますが、我々が定義しているおせっかいとは「愛のある関心を持って関わること」です。

私たち理事・評議員はじめ財団に関わる仲間は、実際にこどもを育てながら、社会構造上核家族化、孤立化しやすい現状に危機感を持っています。

本来こどもたちは社会全体で育てていく宝であるにも関わらず、社会構造上、人に頼れない雰囲気があり、それを変えていくために、おせっかいの力でこちらから関わっていき、人に頼れる社会、「困ったときはお互いさま」と言える社会を作っていきます。

そして、そのおせっかいを一過性のものにするのではなく持続可能にするために、我々が経験を持っている金融やビジネスなど様々な領域も含めて、資金的にも人的にも持続可能な社会構造を作っていきます。

アンクル財団 代表理事 小林満春

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